前節引き分けで2位に転落したバルサ。今節は開幕戦と国王杯準々決勝で敗れているビルバオが相手です。難しい試合になるでしょうが、首位マドリーに食らいつくためにホームでしっかりと勝ちたいところ。
★バルサの最近5試合の結果と招集リスト
【リーガ26節 3/1】 VSレアル・マドリー(A)0-0△
【リーガ27節 3/7】 VSレアル・ソシエダ(H)1-0○
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【リーガ28節 6/13】 VSマジョルカ(A)4-0○
【リーガ29節 6/16】 VSレガネス(H)2-0○
【リーガ30節 6/19】 VSセビージャ(A)0-0△

【招集外】
○負傷欠場→デンベレ,セルジ・ロベルト,フレンキー
○出場停止→なし
○監督判断→なし
24人が招集されました。ベンチ枠は23人。この+1が何なのか。移籍が噂されるアルトゥールが絡んでいるのか?
とか色々推測されていますが、どうでしょう。ただ、本人は先ほどTwitterでいつものように試合に向けてツイートをしています。彼自身はバルサでの活躍を望んでいるようで。個人的にも絶対に残って欲しい選手ですので、信じたいと思います。
その他で言うと、ウムティティが復帰。バルサBからは7人が招集されています。
★対するビルバオの最近5試合の結果は
【国王杯準決勝2ndレグ 3/5】 VSグラナダ(A)1-2●
【リーガ27節 3/8】 VSバジャドリード(A)4-1○
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【リーガ28節 6/14】 VSアトレティコ・マドリード(H)1-1△
【リーガ29節 6/17】 VSエイバル(A)2-2△
【リーガ30節 6/20】 VSレアル・ベティス(H)1-0○
現在10位。リーガ再開後の3試合は1勝2分とまずまずです。EL出場権まで勝ち点差は6で、上位進出の可能性も残しています。
ビルバオと言えば何といっても、アドゥリスですね。国王杯決勝で有終の美を飾るはずが、コロナとケガの影響で引退となりました。今季の開幕戦ではバルサ相手に決勝ゴールを決めています。あの得点は今季のベストゴールになるでしょう。
彼のプレーをもう見られないのは寂しいですが、ムニアインやウィリアムズら“バスクの血”を受け継ぐ好選手が揃っています。
★前回対戦
メッシ不在で迎えた開幕戦は上記した通りアドゥリスのスーパーゴールでビルバオが勝利。この両チームは一発勝負の国王杯準々決勝でも戦い、これまたビルバオが勝っています。
★スポルトの先発予想

【バルサ】いつも通りの4-3-3。
アルトゥールはスタメン予想されています。3トップはMSGとなっていますが、どうでしょう。スアレスはコンディション的に大丈夫なのか。
【ビルバオ】こちらは4-2-3-1の形が予想されています。
まぁ、このフォーメーションで来るでしょうね。注目は守備の形です。
開幕戦ではしっかりブロックを敷いて、国王杯ではほぼオールコートマンツーマンの形で守ってきました。ここまで中2日が続いていて、コンディショニング的にも難しいでしょうから、1試合通してプレスをかけ続けるのは難しいかと思います。前回対戦とは気候も違いますしね。
時間帯やスコアによってうまく守り方を変えてきそうです。
★みどころ
・【バルサ】プレッシング対策
上の先発予想でも書きましたが、ビルバオは時間帯によってオールコートマンツーマンで守ってくる可能性があります。というか、バルサのゴールキックでは基本的にマンツーマンでハメてくるでしょう。
その場合、2つの局面が重要になります。
・中央でアルトゥール(ラキティッチ)が時間を作れるか
・長いボールをスアレス(グリーズマン)がおさめられるか
強度の高い守備に対し、センターラインの選手が相手を背負ってボールをしっかりとキープし、攻撃を前進させられるかが鍵になります。
そういう意味では身体的な能力の高いフレンキーがいないのは痛いですが。
あともう一点挙げるとしたら、ウィリアムズのランニングに対してピケとラングレがしっかり対応できるかですね。
バルサの2CBはアジリティ的にはかなり弱いです。これまでの対戦でも、ウィリアムズの斜めのランニングにいいようにやられている印象です。
そこをしっかり対応できるかどうかは大切になりそうです。
★最後に
引き続き朝5時キックオフ。今日こそしっかり起きたい…。