CLグループリーグ最終節。インテルのホームに乗り込みます。既に首位通過を決めて消化試合のバルサに対して、絶対に勝利が必要なインテル。
このガチガチインテルに対し、バルサの若手選手らがどこまで通用するか。というのが楽しみな部分でしたが…。どんなメンバーになるでしょう。
まずはグループFの状況を整理します。
【グループF】
1位 バルサ 勝ち点11 +4
2位 インテル 勝ち点7 +2
3位 ドルト 勝ち点7 −1
4位 プラハ 勝ち点2 −5
【3節】 インテル 2 VS 0 ドルト
【4節】 ドルト 3 VS 2 インテル
★順位決定方法(グループリーグ)
sports navi
勝ち点は勝利=3、引き分け=1、敗戦=0。勝ち点が多い順に順位を決める。勝ち点が同じ場合は、当該チーム同士の勝ち点 → 当該チーム間の得失点差 → 当該チーム間の総得点 → 当該チーム間のアウェーゴール数 → 得失点差 → 総得点 → アウェーゴール数 → 勝利数 → アウェー勝利数 → 懲戒ポイント → クラブ係数の順で決定される。
https://soccer.yahoo.co.jp/ws/uefa/standings/41
インテルは、突破を争うドルトムントに直接対決の結果で有利に立っています。要するに、バルサに勝てばグループ2位が決まります。
ドルトムントは難敵プラハに勝利した上で、インテルがバルサに引き分け以下という厳しい状況です。(ドルト△インテル●でもドルトが突破)
★バルサの最近5試合の結果と招集リスト
【リーガ13節 11/9】 VSセルタ(H)4-1○
【リーガ14節 11/23】 VSレガネス(A)2-1○
【CL GL5節 11/27】 VSドルトムント(H)3-1○
【リーガ15節 12/1】 VSアトレティコ(A)1-0○
【リーガ16節 12/7】 VSマジョルカ(H)5-2○
公式戦5連勝中。CLドルト戦から内容も含め好調のバルサです。メッシの調子が上がってきたこと、そして何よりラキティッチが先発起用されてから流れが変わりました。

【招集外】
○負傷欠場→セメド,アルトゥール,デンベレ,ジョルディ・アルバ
○出場停止→
○監督判断→ピケ,メッシ,セルジ・ロベルト
ベンチ入り18+2の20人が招集されました。
さすがにバルベルデ。大胆なターンオーバーはせず、テア,ブスケツ,スアレス,ラングレ,グリーズマン,フレンキーを遠征に帯同させました。招集したということは、使うのか。
トップチームデビューが期待された安部は残念ながら招集外。バルサBからは、GKペーニャ,MFリキ・プッチ,DFアラウホ,SBモレルがメンバー入りしました。ペレスとファティももちろん招集されています。
★対するインテルの最近5試合の結果は
【セリエA12節 11/9】 VSヴェローナ(H)2-1○
【セリエA13節 11/23】 VSトリノ(A)3-0○
【CL GL5節 11/27】 VSプラハ(A)3-1○
【セリエA14節 12/1】 VS SPAL(H)2-1○
【セリエA15節 12/6】 VSローマ(H)0-0△
セリエAで15節を終えて首位に立つインテル。コンテ監督就任、ゴディン,ルカク,センシらの加入、ラウタロの覚醒などで、昨季からガラリとチームが変わりました。
チーム状況は良いだけに、CLでも結果を残したいところでしょう。
ブロゾビッチやセンシを中心に後方から丁寧にボールをつなぐビルドアップ。デ・フライを中心とした粘り強い守備。
どちらも質が高く、前回対戦ではバルサもかなり苦しめられました↓↓
★前回対戦
★スポルトの先発予想

【バルサ】4-3-3予想。
GKにはバルサ加入後まだ出場機会の無いネトが入るでしょう。
そのほかは、まぁおおよそこんな感じになりそうです。ラングレとグリーズマン、使いますか?
【インテル】5-3-2(3-5-2)予想です。
痛いのはセンシとバレッラのケガ。左WBのアサモアも離脱中だそうです。
中盤のやりくりは難しそうですが、ラウタロとルカクの2トップはコンビネーション(愛称)の部分でも成熟しつつあります。あとは前がかりになった時、3バックがしっかり守れるかどうかでしょう。
★みどころ
・【バルサ】スタメン希望

なんとなくスタメン希望作ってみました。センターフォワードの人選に迷いましたが、スアレスとグリーズマンには休んで欲しいという単純な理由でファティを置いています。
あとは、トップ所属で単純に出番の少ない選手たち。ラキティッチとジュニオルは最近出ていますが、アピールする立場に変わりありません。(というか、ピポーテを任せられるのはブスケツかラキしかいないので)
プッチは長い時間見たいですね。
ただ、スポルトの予想みたいなスタメンになりそうですね。笑
★最後に
この試合で見たいのはチームとしての完成度ではなく個人のアピール。特に出場機会の少ない若手選手、B所属の選手たちにとってはこれ以上ないチャンスです。
おそらくインテルにボールを持たれる時間が長くなるでしょうから、ネトのセーブとウムティティを中心としたDFラインがどれだけ耐えられるかも注目ですね。
相手がインテルでアウェーだからって、簡単に負けるのは許されません。
*実は、ザルツブルクVSリヴァプール,アヤックスVSバレンシアの方が楽しみだったりします(小声)