CLが戻ってきました!! 歓喜!!
あのアンフィールドでのショッキングな敗戦からまだ4ヶ月ですよ。あっという間ですね。切り替えて、今季こそ。
バルサは相変わらず、苦しいグループに入りました。
ドルトムント
インテル
スラヴィア・プラハ
理想は2強2弱なんですけどね。今回対戦するドルトムントは当たり前ですが強敵ですし、積極補強を敢行したインテルも厄介。昨シーズンのグループステージでも苦戦しました。プラハは唯一力が落ちますが、侮れないチームです。
まずはドルトムント。アウェーとはいえ、開幕節を落とすと苦しくなります。理想はもちろん勝利。最悪でも勝ち点1を持ち帰りたいですね。
★昨シーズンの結果・開幕4試合の結果と招集リスト
【リーガ】 首位(勝ち点87,+54)
【国王杯】 準優勝
【CL】 ベスト4
【19-20開幕戦】 VSビルバオ(A)0-1●
【19-20第2節】 VSベティス(H)5-2○
【19-20第3節】 VSオサスナ(A)2-2△
【19-20第4節】 VSバレンシア(H)5-2○
アウェー戦では勝ち点を落としているバルサですが、ホームの2試合では圧倒的な攻撃力を見せています。それもメッシ抜きで。
開幕からカルレス・ペレス、アンス・ファティのカンテラーノ2人が躍動。フレンキー、グリーズマンも徐々に適応しており、スアレスもバレンシア戦で復帰し、いきなり2ゴールを挙げました。
そして何より、メッシ!! いやぁ、長かった。出番があるか分かりませんが、「10メッシ」がリストにあるだけで相手にとっては恐怖です。

ベンチ入り18+4の22人がリスト入りしました。やはり目を引くのはメッシ。開幕からこれだけ長くプレーしないメッシはおそらく初めてだったでしょう。スタメンはないでしょうが、楽しみです。招集リストに名前があるだけでこんなにワクワクする選手は、おそらく世界中探しても彼だけでしょう。
その他にも、プレーできるトッププレー所属選手は全員が遠征に帯同。新加入のGKネトもケガから復帰しました。
バルサBのGKイニャキ・ペーニャ、FWカルレス・ペレス。そしてベニールA(バルサBの一つ下の組織)所属のFWアンス・ファティも大事なCL初戦のリストに入りました。
ベンチ外はデンベレとウムティティです。
ベンチを外れる4人は、GK1人(ネトかペーニャ)、ワゲは確定(たぶん)。アレニャーもほぼ間違いなく外れてしまうでしょう。あと1人はトディボかジュニオルか? といったところですかね。
★対するドルトムントの昨シーズン・開幕5試合の結果は
【ブンデスリーガ】 2位(勝ち点76,+37)
【DFBポカール(国内カップ戦)】 3回戦敗退
【CL】 ラウンド16敗退
【DFBポカール1回戦】 VS KFCユルディンゲン05(3部)(A)2-0○
【19-20開幕戦】 VSアウグスブルク(H)5-1○
【19-20第2節】 VSケルン(A)3-1○
【19-20第3節】 VSウニオン・ベルリン(A)1-3●
【19-20第4節】 VSレヴァークーゼン4-0(H)4-0○
昨季はブンデスで2位フィニッシュ。最後までバイエルンと優勝争いを演じましたが、一歩及びませんでした。CLでも決勝トーナメント1回戦でトッテナムに合計0-4の完敗。物足りないシーズンになりました。
ただ、ロイスの復活や新鋭サンチョの活躍などポジティヴ要素も。
今季は開幕から好調。ウニオン・ベルリンには敗れましたが、そのほかは全て大量点を奪っての勝利。17-18シーズンまでバルサでプレーしたパコ・アルカセルはリーグで5得点を挙げています。
そして、泣き所だった守備陣も電撃復帰したフンメルスの存在でグッと安定。総合力を上げての新シーズンスタートになっていますね。
*私自身、ドルトムントの試合は全く見られていませんので、メンバーや結果からの想像です。すいません。
★スポルトの先発予想

【バルサ】何より注目はメッシの扱い。スポルトはベンチスタートを予想しています。全体練習では普通にプレーしていたので、状態的には大丈夫でしょうが、テンション高く入ってくるドルトムント相手のアウェー戦でいきなりのスタメンは考えにくいですね。
その他は、だいたいここまでと同じメンバーが予想されています。バレンシア戦で復帰していきなり2ゴールのスアレスはスタメンか。ウイングはグリーズマン確定。もうひと枠はペレスが入っています。
結果を残し続けているアンスを推す声もあるでしょうが、全体的なバランス、総合力を考えるとペレスです。私もペレスが良いかと思っています。セルジ・ロベルトという選択肢もありますが。
アンスは流れを変えるスーパーサブ的扱いになりそうです。
中盤は、好印象を残している3人です。相手がドルトムント、かつアウェー戦であることを考えると、守備面で優れ、経験があるラキティッチ、ビダルの起用も考えられます。
DFラインはこの4人でほぼ間違い無いでしょう。GKはもちろんテア・シュテーゲンで。
【ドルトムント】お馴染みの4-2-3-1のフォーメーション。
新“ファンタスティック4”は右サンチョ、左ユリアン・ブラント、トップ下ロイス、最前線にパコと破壊力抜群。
右サイドバックのアクラフ・ハキミはマドリー出身でトップチームでもプレーしたあのハキミ。ヴィツェルやフンメルスなど各ポジションにビッグネームが揃います。ゲッツェはベンチスタートが予想されています。
★みどころ
・【バルサ】まずは守備? それとも攻撃? 注目は中盤の組み合わせ
まず注目は中盤の起用です。バルベルデがこの試合をどう捉え、準備してきたか。
オサスナ戦の後半とバレンシア戦で機能した、ブスケツ、フレンキー、アルトゥールのトリオ。アルトゥールの存在でビルドアップの効率(精度)が格段に上がり、支配が高まりました。フレンキーも徐々に持ち味のダイナミックさを披露し始め、ブスケツは相変わらずです。
ビルドアップ○、攻撃力○、ネガティヴ・トランディション(攻→守)の切り替え(スピード、意識)○
最高の組み合わせのようのに見えますが、やはり諸刃の剣。自陣で待ち構えた守備は弱い。バレンシア戦の2失点目なんかは典型的な例でした。
*バレンシア戦のマッチレビューで詳しく取り上げます
やはり、アルトゥールの位置にラキティッチやビダルが入ると、守備の強度は圧倒的に上がります。そして単純な高さ(背の高さ)も違う。
ドルトムントは、今季これまで戦ってきた相手とは全く違うレベルのチームです。リーグ戦では開幕から4試合で13点取っています。。
バルサはここまで開幕4試合で7失点(全試合失点)。難しい選択ですね。どうする、バルベルデ。
・【バルサ】メッシの起用法
そしてメッシです。どれくらいプレーしますかね。ベンチ入りさえすれば、どんな展開でも間違いなくプレーすると思っています。私は。
ここ数年、ケガで一定数の試合を欠場しているメッシですが、ここまで長い離脱は初めて。シーズン序盤ということもありますが、焦らず、じっくりと、とにかく再発だけはしないようにリハビリしたのだと思います。
満を持しての復帰です。ということは、100%でプレーできる状態です。もちろん、試合勘という部分ではまだまだ万全では無い部分も見えるでしょうが、ある意味すごく楽しみです。
プレッシングの強度が高いドルトムント相手です。しかも、CL初戦、しかもホームゲームでバルサが相手。相当テンション高く戦ってくるでしょう。となると、メッシスタメンの可能性は低いでしょうか。
相手が疲れ始めてくる後半15分あたりには、出場してくるか。ワクワクですね。
★最後に
さぁさぁ、長々と書いてきましたが、何よりCLです。両チーム、直近のリーグ戦で快勝してポジティヴな感覚で迎えることになりそう。
とにもかくにも、楽しみましょう。寝落ち厳禁です。