バルサ中盤の最適解【後編】

さて、昨日更新した「バルサ中盤の最適解【前編】」の続きです。やっていきましょう。

基本的には、前編を読んで頂いたという前提で話を進めていきます。まだの方は是非↓↓

とは言いつつも、簡単におさらいしてから始めることにしましょう!

★「バルサ中盤の最適解【前編】」のおさらい

結論→バルサの現状のメンバーで中盤3枚の最適解はこの形↓↓(図1)

図1

ピポーテ→ブスケツ、右インテリオール→ラキティッチ、左インテリオール→アルトゥール

私の意見→アルトゥールがいて、ピポーテの位置にブスケツかラキティッチがいればもう一人はある程度替えが効く。この形が試合をしっかり戦うための必要条件↓↓(図2)

図2

アルトゥール+ブスケツorラキティッチ+もう一人

今回の記事(後編)では、この「もう一人」の部分や、来夏加入が決まっているフレンキー・デ・ヨング(21)、期待のカンテラーノ、リキ・プッチ(19)らも含めた構成を考えていきましょう。という話でした。

それではいきましょう。今回はあまり長くなりすぎないようにしますね!(笑)

★中盤の最適解を探す

○選手一覧

・ブスケツ(30)
・ラキティッチ(30)
・アルトゥール(22)
・アルトゥーロ・ビダル(31)
・アレニャー(21)
・セルジ・ロベルト(27)
・コウチーニョ(26)


・フレンキー・デ・ヨング(21)
・リキ・プッチ(19)

○今季残りの戦い(構成)を考える

まずは、今季残りの試合に限定して考えます。とりあえずデ・ヨング、プッチは入れません。

分かりやすくするため、今回はとりあえず

・攻撃力
・アタッキングサードでのボール扱い
・守備の強度
・運動量
・ビルドアップ能力
・メッシとの関係

の6項目を◎○△の三段階に分けて評価しています。もちろんサッカーにはこれ以外にもたくさんの要素がありますが、全てやるとキリが無くなってしまうので。

①アルトゥール+ブスケツorラキティッチ+アルトゥーロ・ビダルの場合(図3)

図3

ビダルの良さはなんと言っても守備の強度。しっかり“ボールを奪い切る守備”をしてくれる選手です。それに加え、高さや攻撃力も標準以上。メッシとの関係も悪くない。狭いエリアでのボール扱いはイマイチですが、それは私たちがバルサ基準で見ているからです。昨シーズン活躍したパウリーニョの上位互換でしょう。

さらに、ビダルには勝者のメンタリティーがあります。バイエルン、ユーベなど違う国の名門チームで長年主力としてプレーしてきました。今季序盤はピッチ外で小さな問題を起こしました(出場機会の少なさについての不満をSNSに投稿)が、今ではすっかり選手たちとも仲良し。自身の立場を受け入れ、常に100%のプレーを見せてくれています。

ただ、ビダルをスタメン起用するならば“ブスケツ+アルトゥール+ビダル”の形が良いでしょう。ビルドアップ面でしっかり助けてくれる選手が近くにいる必要があります。

個人的には、ビダルは後半残り30分〜の起用がベストだと思います。

②アルトゥール+ブスケツorラキティッチ+アレニャーの場合(図4)

図4

今季途中から正式にトップ登録されたアレニャー。出場機会は少ないですが、個人的にはバルサのトップで十分戦える選手だと思っています。

特にアタッキングサードでの質が高い。ボールを持つと強さもあり、簡単に失いません。ビルドアップ時のボールさばきやポジショニングも“さすがカンテラ出身”という印象です。

課題は守備面でしょう。そこまで走れない選手では無いでしょうが、このポジションで先発するとなると、前にいるメッシ先輩の分も守備をしないといけません。個人で奪い切る力、守備での強さ、賢さはまだ他の選手と比べると劣ります。今のところバルベルデは、“良い選手だけど先発(右インテリオール)では使いにくい”という判断をしていると思います。

③アルトゥール+ブスケツorラキティッチ+セルジ・ロベルトの場合(図5)

図5

安定する形です。セルジ・ロベルトは“最もラキティッチに近い働きができる選手”でしょう。だからこそ、バルベルデはCLリヨン戦の1stレグや国王杯クラシコ2ndレグなどの大事な試合で彼を起用したのだと思います。

悪い言い方をすると“全て平均的”ですが、基本的に間違いを起こさない選手です。このポジションで出場するとクレの評判は低いですが、私は彼の右インテリオールを非常に高く評価しています。

まず、1シーズンで2つ以上のポジションをハイレベルにこなせる選手はそういません。そして、彼がプレーしているのはバルセロナです。中盤にはたくさんの有力選手がいて、右サイドバックにはセメドがいますが、セルジ・ロベルトは間違いなくあと5年はバルサのスタメンクラスとして活躍してくれるでしょう。

④ブスケツ+ラキティッチ+アルトゥールの場合(図6)

図6

ちなみにですが、これが最適解の形です。ラキティッチ個人の能力(メッシとの関係性)を考えてもやはり圧倒的に1番です。その上、3人のユニットとしても安定します。

○来シーズンの戦いを考える

次は来シーズンの構成を考えていきましょう。デ・ヨングの加入は決まり。ラキティッチもほぼ間違いなく残留するでしょう。プッチはバルサBに所属しながらの活動となりそうですが、どうせなので入れてみます。ラフィーニャは…。とりあえず外しておきましょう。

図7
図8
図9

まず考えられるのがこの3パターン(図7~9)です。序盤はデ・ヨングのバルサ適正を見極めながらの起用になるでしょう。ピポーテでも試してほしい。この4人(ブシ、ラキ、アルトゥール、フレンキー)でうまくローテーションを回せたら素晴らしいですね。

ただ…。デ・ヨングが素晴らしい選手なのは周知の事実ですが、シーズン序盤はブスケツ、ラキ、アルトゥールの組み合わせになるでしょう。今季のアルトゥールがそうだったように、バルベルデはデ・ヨングを慎重に、大切に起用すると思います。

メッシ中心は変わらないでしょうが、未来に向けた戦い方を徐々に考えていって欲しいところです。

○若手中心で考える

ここからは完全に妄想ゲームです。見たい方だけお付き合い下さい。(笑) ブスケツ、ラキティッチ、ビダルのおじさんトリオを除いて考えてみます。

図10

突然オリオル・ブスケツ(20)が出てきました。(笑) バルサBでピポーテを務める名前の通りブスケツ2世です。

全ては書きませんが、このような組み合わせが考えられるでしょう。彼ら5人(アルトゥール、フレンキー、アレニャー、リキ、オリオル)は全員まだ22歳以下です。楽しみですね。

○メッシ、スアレス抜きで考える

さあ、最後です。メッシとスアレスを除いて考えてみましょう。約2、3年後。そう遠くない未来の話です。この5人は23~26歳という非常に良い年齢になっています。

図11
図12

こんなパターンどうでしょうか。ここでようやくコウチーニョの名前が出てきました。完全に忘れていました、すいません。

センターフォワードにストライカータイプの選手を置いた場合(図11)と、MFの選手が偽9番を務める場合(図12)です。先日のスアレスに関する考察でも書きましたが、私は基本的にはストライカー獲得が必要だと考えている立場です。ただ、獲得(成功)できるかどうかは分かりません。

メッシがいなくなるのは考えられないですし、引退(退団)した時の影響は計り知れませんが、こう考えると結構楽しみですね。(笑)

★最後に

また長くなってしまいました。すいません。最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。今回は4-3-3のフォーメーションに限定して話を進めましたが、3-5-2、4-4-2などが採用される可能性もあります。

私が挙げた以外にも、たくさんの組み合わせがあると思います。「こんな構成の方がいいんじゃないか!」など意見のある方は是非教えてください!

ありがとうございました!!

*選手の年齢は全て19年3月6日時点

Follow me!