【マッチレビュー】18〜19シーズン/リーガ第20節/バルセロナVSレガネス/3−1

スタメン GKテア・シュテーゲン DFラインは右からセルジ・ロベルト、ピケ、ベルマーレン、ジョルディ・アルバ 中盤はピポーテにブスケツ、右インテリオールにアレニャー、左にアルトゥール 3トップは右からデンベレ、スアレス、コウチーニョ

ベンチ シレッセン セメド ムリージョ アルトゥーロ・ビダル ラキティッチ メッシ マウコム

試合の流れ・・・第6節のカードでは今季初黒星(1−2)を喫しており、リベンジマッチとなる。ラングレ(招集外)、ラキティッチ、ビダル、メッシを温存しローテーションを採用。ケガから復帰したベルマーレンが久々に出場、アレニャーがリーガ初スタメンを飾った。

開始から攻→守の切り替えが早く圧倒的に試合を支配したが、5−4−1でコンパクトに守る相手に手を焼いた。それでも前半32分、アルバからの折り返しをデンベレが右足ダイレクトで合わせて先制。前半はいい流れで終えた。特にデンベレ、アレニャーは攻撃面で素晴らしいプレーを見せていた。

後半もボールは保持していたが、後半12分に速攻からブライスウェイトに決められ同点。結果的にこの試合唯一のピンチが失点につながった。バルベルデはたまらず、後半19分にメッシ、ラキティッチを同時投入。この交代が功を奏した。

まずは後半26分、メッシが個人技で一人をかわし、ペナルティーエリア外から強烈な左足シュート。相手GKクエージャルが弾いたところをスアレスが押し込んで2−1とする。アディショナルタイムには、アルバとのコンビからメッシが右足でトドメの一撃。

ローテーションを採用して余裕の勝利とはならなかったが、ホームでしっかりと勝ち点3をゲット。リベンジに成功した。スカッドが充実しチームの総合力が上がってきている印象。唯一の残念なニュースは、デンベレのケガだった。

個人採点と寸評(採点は10点満点で平均は6点)

GKテア・シュテーゲン 6点

失点の場面はノーチャンス。見せ場は無かったが、ポゼッションでのミスも無かった。ブスケツ、アルトゥールが中央に顔を出すと、タイミング良くパスを出してスムーズな攻撃につなげた。

CBピケ 5点

失点シーンは、相手右サイドから速いクロスを上げられブライスウェイトを見失ってゴールを許した。時間の経過とともにパフォーマンスが下降した。

CBベルマーレン 6点

カバーリングや相手の攻撃を事前に摘み取る読みは、さすがの安定感。第3、4CBとしてこの人の存在は不可欠だと感じる働きだった。バルベルデは現段階で、ムリージョよりも高い序列で考えているはず。とにかくケガをせず後半戦を戦いきってほしい。(スプリントをするたびにヒヤヒヤする)

RSBセルジ・ロベルト ⒍5点

特筆する働きは無かったが、攻守で間違いのないプレーを披露した。アップダウンの繰り返しと正確なパスで、デンベレを助けている。

LSBジョルディ・アルバ 7点

先制点と3点目をアシスト。どれだけ警戒されても、1試合に3度は決定的なチャンスを生み出している。失点シーンでは裏のスペースを使われ、対応を誤った。

MFブスケツ 6点

ベンチスタートのメッシに代わってキャプテンマークを巻いた。正確な組み立てと攻め込んだ時のポジショニングはいつも通りだった。

MFアレニャー ⒎5点(後半19分OUT)

リーガ初スタメンながら、堂々としたプレーぶりだった。64分間の出場で50本のパスを成功(成功率は94%)。小気味良くボールを散らし、高い位置でも失わずに力強くボールを運んだ。交代の際にはスタンドからブーイング(なぜ交代させるのかという指揮官への抗議の意味)と拍手。このレベルで毎試合プレーできれば、ハイレベルな中盤のスタメン争いにも加われる。カンテラーノの活躍はやっぱり嬉しい。

MFアルトゥール 7点(後半19分OUT)

ファールまがいのしつこいマークを受けながら、ボールを失わずに攻撃を循環させた。最近は縦パスの意識も強く、ゴールに直結しそうなプレーも増えてきた。後半は少し存在感が薄れ、フォーメーションの変更に伴い交代。

FWデンベレ 8点(後半24分OUT) ★MOM

メッシに代わり攻撃陣をけん引。爆発的なスピードと、両足を巧みに使ったドリブルで、引いて守る相手の脅威であり続けた。先制点のシーンでは中央やや右からアルバにボールを送り、その折り返しを右足ダイレクトで決めた。最近は簡単なボールロストも減り、シンプルにする場面と仕掛ける場面の判断も良い。このタイミングでのケガは本当に残念。

FWコウチーニョ ⒋5点

簡単なボールロストとシュートミスを繰り返し、攻撃を停滞させた。ここ数試合で調子が上がってきたと感じていただけに、残念な出来だった。デンベレ離脱中はスタメン出場が続くはず。能力は間違い無いので、自信を取り戻してほしい。

FWスアレス ⒍5点

いつも通りの抜け目なさで貴重な勝ち越しゴールを記録。正直、キーパーチャージっぽかったが(笑)。得点だけでなく、スペースを作る動きや五分五分のボールをキープする力強さもあった。

交代出場

FWメッシ ⒎5点(後半19分IN)

出場と同時に攻撃を再び活性化させた。完全な個人技で勝ち越しゴールを生み出し、試合を決定させる3点目を記録。本当はしっかり休んでほしかった。

MFラキティッチ 6点(後半19分IN)

フォーメーションを4−4−2にするため投入された。目立ったプレーはなかったが、ブスケツとのドブレピポーテで守備を安定させた。

FWマウコム ⒌5点(後半24分IN)

約25分のプレー時間が与えられたが、インパクトを残せなかった。丁寧なプレーを意識するあまり、思い切りにかける。

トピックス

圧巻のデンベレ、、2週間の離脱・・・メッシ不在のバルサを引っ張ったのは、間違いなくデンベレだった。キレキレのプレーで、世界でも有数の違いを作れるクラックであることを証明。それだけにケガが勿体無い。不幸中の幸いは、長期離脱を免れたこと。クラブの発表では、左足首の捻挫で2週間の離脱となる見通しだそう。テレビゲームはほどほどに、なるべく早く復帰してほしい。

カンテラーノ復権へ・・・アレニャーが輝きを放った。まさに「バルサらしい」プレーと、見かけによらない力強さも魅力。相手にぶつかられても簡単に倒れない。ラストパスやシュートの精度を上げて、得点に絡んできてほしい。セルジ・ロベルト以来、カンテラ出身でトップチームに定着した選手がいないので期待は高まるばかり。

ローテーション不発・・・週中の国王杯に続いてスタメンの半分をローテーション。この日はメッシをベンチに置いたが、結局プレーさせることになった。それでも、チーム全体の総合力は昨シーズンよりも充実。15、6選手が同じレベルでプレーできている。この先も下位チーム相手のリーグ戦や国王杯では積極的にローテーションを採用してほしい。

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