【スカッド予想(希望)】来季バルサの陣容を考える(前編)

今回は来季のスカッドについて考えていきたいと思います。予想というか、希望です。

ライバルのマドリーは既にアザール、ヨビッチ、メンディ、ミリトンの獲得を発表しました。来季にかける本気度を見せています。

我らがバルサは未だ動きなし。加入が決定しているのはフレンキー・デ・ヨングだけです。獲得もありませんし、放出(売却)も進んでいません。

まずは現時点でのトップチーム所属選手(レンタルも含め)をおさらいし、それからポジションごとに来季スカッドを考えていきましょう。

★現時点での所属選手(年齢は2019年8月1日時点)

○GK(2人)
13シレッセン(30)
1テア・シュテーゲン(27)

○CB(6人)
24ベルマーレン(33)
3ピケ(32)
17ムリージョ(27)
23ウムティティ(25)
15ラングレ(24)
6トディボ(19)

○SB(3人)
18ジョルディ・アルバ(30)
20セルジ・ロベルト(27)
2セメド(25)

○MF(6人)
22アルトゥーロ・ビダル(32)
4ラキティッチ(31)
5ブスケツ(31)
12ラフィーニャ(26)
8アルトゥール(22)
21アレニャー(21)

○FW(6人)
9スアレス(32)
19ボアテング(32)
10メッシ(32)
7コウチーニョ(27)
14マウコム(22)
11デンベレ(22)

○レンタル中(5人)
MFアルダ・トゥラン(32)→バシャクシェヒルFK(トルコ)
SBドウグラス(28)→スィヴァススポル(トルコ)
MFアンドレ・ゴメス(26)→エヴァートン
MFデニス・スアレス(25)→アーセナル
DFエメルソン(20)→レアル・ベティス
*4人だけで合っていますか? 抜けがあったらすみません
*アルダ・トゥラン加筆(19年6月17日)

→→トップ登録23人+レンタル中5人

上にも書きましたが、選手の年齢は来季のことを考えて、2019年8月1日時点のモノにしています。

★来季も(ほぼ)確実にいる選手(14人)

○GK(1人)
1テア・シュテーゲン(27)

○CB(3人)
3ピケ(32)
23ウムティティ(25)
15ラングレ(24)

○SB(3人)
18ジョルディ・アルバ(30)
20セルジ・ロベルト(27)
2セメド(25)

○MF(4人)
5ブスケツ(31)
8アルトゥール(22)
*デ・ヨング(22)
21アレニャー(21)

○FW(3人)
9スアレス(32)
10メッシ(32)
11デンベレ(22)

この14人はほぼ確実と言っていいでしょう。ウムティティは残留宣言してくれました。セメドも、まず間違いなく残すはず。アレニャーもレンタルには出さないと思います。

★去就が微妙な選手(6人)

6トディボ(19)
22アルトゥーロ・ビダル(32)
4ラキティッチ(31)
12ラフィーニャ(26)
7コウチーニョ(27)
14マウコム(22)

この6人は、レンタルも含めてまだ何とも言えません。全員いなくなる可能性もあれば、全員残留する可能性もあります。また、ここで挙げた選手たちについては後述します。

★退団確実な選手(7人+エメルソン)

13シレッセン(30)→退団表明
24ベルマーレン(33)→契約満了
17ムリージョ(27)→レンタル期間満了
19ボアテング(32)→レンタル期間満了
SBドウグラス(28)→契約満了
MFアンドレ・ゴメス(26)→バルサ嫌い表明(引く手数多)
MFデニス・スアレス(25)→バルサ退団希望
+DFエメルソン(20)→21年6月まではベティスへレンタル

7人はまず、退団確実です。

ベルマーレン、ムリージョ、ボアテング、ドウグラスの4人は今季限りの契約。延長(買い取り)の可能性もありません。

シレッセン、アンドレ・ゴメスはまだ契約が残っています。ただ、2人ともバルサ退団を表明している人気銘柄。どれだけ高額で売却できるか。商売下手なバルサフロントの努力にかかっています。

唯一の心配はデニス・スアレス。冬加入したアーセナルでもほぼ戦力外でケガもありました。移籍先が見つかるのか。もう1年レンタルなんてこともありそうです。どちらにしても、バルサに残ることは考えにくいですね。

冬にベティスと共同購入したエメルソンは、21年6月まではベティスの選手。U-22ブラジル代表の右サイドバックとしてトゥーロン国際にも出場していましたね。

→25人のスカッドを考えた場合

○GK(3人)
第1GK テア・シュテーゲン(27)
第2GK ?
第3GK バルサB

○CB(5人)
右CBピケ(32)
左CBウムティティ(25)
左CBラングレ(24)
右CB ?
第5CB ?

○SB(4人)
左SB ジョルディ・アルバ(30)
右SB セルジ・ロベルト(27)
右SB セメド(25)
左SB ?

○MF(7人)
DMF ブスケツ(31)
IH アルトゥール(22)
IH(DMF) デ・ヨング(22)
IH アレニャー(21)
DMF ?
IH ?
IH ?

○WG(4人)
右WG メッシ(32)
左右WG デンベレ(22)
WG ?
WG ?

○CF(2人)
CF スアレス(32)
第2CF ?

第3GKはバルサBの選手が務めるとして、10人足りません。まぁそもそも、25人いるのかどうかという話はありますが、22.3人だとしても7.8人は必要な訳です。

さて、ようやくここから本題です。ポジションごとに来季のメンバーをどうするか。去就が微妙な選手も含めて考えていきます。

補強優先度を高中低で表して、ポイントとともにまとめます。

■GK 補強優先度 低

第1GK テア・シュテーゲン(27)
第2GK ?
第3GK バルサB

★ポイント シレッセン級を期待するな

まずGKです。1stチョイスは文句なしでテア・シュテーゲン。まだ27歳です。最低でもあと5年はバルサの守護神を務めてくれるでしょう。

第3GKもまずバルサBの選手で間違いないと思うので、問題はシレッセンが抜けるセカンドGK。ブッフォン(41)なども候補に上がっていますね。

ここでのポイントはただ一つ。シレッセン級を求めないことです。あのレベルの第2GKを探すのは至難の技ですし、テア・シュテーゲンがいる以上お金を掛ける(掛けていい)ポジションでもありません。

誰を獲ってほしいとかはありませんが、

・年齢に関係なく第2GKの立場を受け入れること
・移籍金ゼロor格安であること
・その上で足元の技術があるなど、バルサ適正があること

ここら辺が条件だと思います。“テア・シュテーゲンがケガをしたら…”とは思ってしまいますが、まずは他ポジションの補強が優先です。正直、国王杯も含めて全てテアでも良いと思っています。

■CB 補強優先度 中

右CBピケ(32)
左CBウムティティ(25)
左CBラングレ(24)
右CB ?
第5CB ?

★ポイント 何よりもデ・リフト

デ・リフト(19)欲しいですね。何が何でも欲しいです。補強優先度は中にしていますが、デ・リフト単体で考えるなら“高”どころかこの夏の最優先事項だと思います。

ラングレの成長とウムティティの残留宣言で、左CBは盤石です。ただ、ラングレ、ウムティティの左利きコンビでCBは厳しいですし、ピケの後釜がいないので長期的に考えても右CBは必要です。

バルサほぼ確定と言われた時期もあったデ・リフトですが、現在はPSGがポールポジションにいるそうです。移籍先は本人と代理人の判断なので何とも言えませんが、バルサにとっては是が非でも獲得したい選手。

年齢(将来性)、能力、キャプテンシーなどのバランスを考えると、世界最高クラスのCBです。間違いなくバルサでも活躍できる。

仮に他クラブに移籍したら、数年後獲ろうとしても今の倍くらいの値段がするでしょう。獲得するなら今です。ピケの後釜としてデ・リフトを獲得できたら最高です。まだチャンスがあるなら必死になって獲りに行くべきです。

第5CBは基本的には必要ないと思っています。トディボが残留するならそれでOKです。ただ、ピケ、ウムティティ、ラングレ、トディボの4人でシーズンに挑むのは反対です。

デ・リフトが無理なら第4.5のCB獲得。そんな考え方でいいんじゃないでしょうか。バルサBのチュミやクエンカは厳しいですよね…。

■左SB 補強優先度 高

第1SB ジョルディ・アルバ(30)
第2SB ?

★ポイント とりあえず1人獲れ

左SBですが、来季もファーストチョイスはアルバです。バックアッパー獲得は必須ということで補強優先度は“高”にしましたが、“高いお金を掛けてまで”という印象です。

ベティスのジュニオル(22)、元バルサBで現ベンフィカのグリマルド(23)、アーセナルのコラシナツ(25)などが候補に上がっていますね。

ただ、少なくとも来季はベンチ要員を受け入れる選手でないといけません。上に挙げた選手がベンチに座ることを良しとする訳ありません。

それならとりあえずという事で、フェリペ・ルイス(33)で良いと思います。なんてったってブラジル代表スタメンのバリバリ現役の選手です。本当はククレジャ(21)の復帰がベストだったんですけどね。ミランダ(19)ではまだ頼りない…。

とにかくバックアッパーは必要! ただ、現実的に考えて、

・他ポジションにお金を掛けるべき
・良い選手がベンチ要員に納得して来てくれるはずがない

こう考えると、ベテラン獲得orミランダ昇格で手を打つ他ないでしょう。

■右SB 補強優先度 無

セルジ・ロベルト(27)
セメド(25)

★ポイント 盤石

ここは盤石です。タイプの違うレベルの高い2人がいます。補強の必要はありません。

他ポジションの都合でセルジ・ロベルトの中盤起用が増えた場合も、バルサBにワゲ(20)がいます。ワゲはまだ荒削りですが、トップでもやれる能力、ポテンシャルを持っています。

どちらにしても、他クラブからこのポジションの選手を獲得することは無いでしょう。

セメドさん、移籍しないでね。

★最後に

ちょっと中途半端ですが、とりあえず前編として今回はここまでにします。MF以降はもっと長くなりそうです。

後編は明日(17日中)に必ずアップします!

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